四国総合信用株式会社のカードローン保証審査は厳しい?
四国地方の第二地方銀行中心とした銀行カードローンの保証審査を行っているのは四国総合信用株式会社です。
四国総合信用株式会社は四国内の4つの銀行によって設立された保証会社で個人向けカードローン、及び住宅ローの機関保証を行っています。
銀行カードローンには必ず保証会社がついており保証会社の審査が通らなければ契約はできません。
今回は、四国総合信用株式会社のカードローン保証審査は厳しいのか解説します。
- 執筆者の情報
- 名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営
即日OK!審査通る?カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% 最短18分※₁ ※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※₂ ※₂審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 | アコム | 3.0%~18.0% 最短20分※ ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | ・業界№1の融資残高数 ・30日間無利息サービス ・アルバイト、パート可 |
プロミス | 4.5%~17.8% 最短3分※ ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | ・20~30代に人気 ・初めて契約する方は30日間利息0円 ・借入可能かすぐに分かる事前診断でチェックできる |
四国総合信用株式会社とは
四国総合信用株式会社とは、1974年に設立された信用保証会社です。
銀行カードローンの保証会社として個人向けカードローンの保証業務や、住宅ローンの保証業務を行っており、個人のニーズに応えるために積極的な保証体制を整えています。
公表されている保証残高は2023年3月末時点で8,578億円と、第二地方銀行4行の保証金額としては比較的大きいですね。
銀行カードローンの保証業務を全国的に展開している、消費者金融アコムの保証残高が1兆円規模であることを考えると、四国地方限定でそれだけの保証をしているのは、確かに個人のニーズや利便性を考えていることがわかります。
ですから四国地方に住んでいる人なら、一度くらいは名前を聞いたことがあるかもしれませんね。
そこで気になるのが、四国総合信用株式会社の保証審査は厳しいのかという点です。
銀行カードローンは、保証会社の保証を受けることができなければ契約できません。つまり保証会社の審査に通らなければ、銀行カードローンでお金を借りることはできないのです。
四国総合信用株式会社の審査基準はどうなのか、順を追ってご説明していきたいと思います。
四国総合信用株式会社の保証審査は厳しい
銀行カードローンの保証会社の審査基準が厳しいのかどうかについては、どこの保証会社も審査基準を明確にしていないため断言できません。
しかし結論からお話しすると、どこの銀行も四国総合信用株式会社の審査は厳しいと判断が可能です。
詳しい理由は後で解説しますが、冒頭でも説明した通り、四国総合信用株式会社は第二地方銀行が共同出資して立ち上げた保証会社であることも、審査が厳しい原因でしょう。
四国総合信用株式会社の審査基準は保証会社の順位を見るとわかる
銀行カードローンには、保証会社として2つ用意していることが多いですよね。第1保証会社と第2保証会社です。
銀行カードローンは借入申込者からカードローンの申し込みを受けると、まず第1保証会社に保証できるかどうか審査を依頼します。
第1保証会社が保証を引き受けてくれれば、そのまま銀行カードローン契約に至りますが、何らかの事情で第1保証会社が保証を断った場合、銀行は第2保証会社に保証してくれるかどうか打診します。
第2保証会社が保証を引き受けてくれれば、そのまま銀行カードローン契約となります。もちろん、第2保証会社でも保証できないとなれば、銀行カードローンの審査落ちです。
ですから審査基準の厳しさとすれば、第1保証会社の審査が厳しいのがカードローン業界の暗黙の了解なのです。
四国総合信用株式会社の審査が厳しいかどうかは、保証業務を行っているカードローンの保証順位を見ればわかるわけですね。
四国総合信用株式会社が保証を行っている、3行の保証体制を見てみましょう。
香川銀行カードローン
香川銀行カードローンには、個人向けカードローン「PaPaっとCard」があります。
融資限度額は10万円〜300万円で、金利は年7.0%〜14.6%となっています。
申し込みはネットで完結する銀行カードローンとして専業主婦やパート主婦、アルバイトしている人や年金受給者でも借りられることから、地元では安心の香川銀行カードローンとして知られた存在です。
保証会社は3つあり、どれかひとつでも保証を引き受けてくれれば、香川銀行カードローンの契約が可能です。保証会社の順位は次の通りです。
①四国総合信用株式会社
②株式会社オリエントコーポレーション
③トモニリース株式会社
第1保証会社は四国総合信用株式会社ですから、少なくとも株式会社オリエントコーポレーションやトモニリース株式会社よりは、審査が厳しいであろうことは予想可能ですね。
徳島大正銀行カードローン
徳島銀行カードローンは、WEBで借入申込みができる「SaSaっとカードローン」があります。
融資限度額は10万円〜500万円で、金利は年7.5%〜11.5%となっています。
保証会社は四国総合信用株式会社のみのため、審査基準としては厳しいと判断するのは難しいですね。
高知銀行カードローン
高知銀行カードローンには「こうぎんカードローン・サポート」があり、専業主婦(配偶者に安定した収入のある方)やパート主婦、アルバイト従業員や臨時職員などでも借りられるカードローンとして人気が高いです。
融資限度額は10万円〜500万円(パート、アルバイト、臨時・嘱託職員、専業主婦等の方は、50万円以内)で、金利は年4.8%〜14.5%となっています。
保証会社は2つ用意してあり、保証順位としては次の通りです。
①四国総合信用株式会社
②アイフル株式会社
四国総合信用株式会社の保証を受けられない場合は、再保証先としてアイフルに委託しています。
この場合も保証会社の審査の厳しさとしては、四国総合信用株式会社の方がアイフルよりも厳しいと判断できますね。
まとめ
今回は、四国総合信用株式会社の審査基準はどうなのか解説しました。
全体を通すと、四国総合信用株式会社の審査は厳しいと判断できます。
それぞれの銀行が作った保証会社なのに審査基準を甘くしたのでは、自分たちで作った保証会社としての意味がなくなってしまいます。
だからこそ、第2保証会社や場合によって第3保証会社を用意しているのです。
保証委託を外部にすれば万が一貸し倒れになっても、四国総合信用株式会社は損をしなくても済む事情があるようです。
タグ:お金の知識
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。